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ローンスター問題について書こうと思ってましたが、現在も動きがあるのでもう少し待ってから書こうと思います。
今回は面白いコラムを見つけたのでエントリ。韓国の新聞社である「朝鮮日報」より。
【コラム】最近、日本をねたましく思う理由 (ソース:朝鮮日報 11/26)
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/11/26/20061126000046.html
いやはや、何と言いますか……
韓国の人が持つ潜在的な病理が詰まった面白いコラムであると思います。
「韓国人の立場からすると非常に気分の悪い話」としてまず挙げている日清戦争の特需による好景気についてですが、ようは「朝鮮を植民地にした極悪非道の日本はその特需で好景気となった、許せない!」とこの記者は言いたいのでしょう。
ですが日清戦争の終結に伴い締結された下関講和条約では「朝鮮半島の独立」が明記されています。そのあたりを無視してただ日本の非を言い立てるのは果たして公正な記事と言えるでしょうか。
「だがそれよりももっと気分を悪くさせる日本の好景気」として次に挙げている「神武景気」ですが、これはもう言い分が支離滅裂です。
そも、神武景気は1954年12月~1957年6月ですが、その「景気の踏み台」として挙げている朝鮮戦争については1953年7月27日に停戦、事実上終結しているのです。戦争終結後も間接特需は続くとはいえ、さすがに戦争が終わってから4年間も特需が続くなどということはありえません。
無論、朝鮮特需が神武景気の呼び水となったことは確かでしょう、まったく無関係と強弁するのもあまりに乱暴な意見だと思います。ですがそれは逆も然りであるわけで、他の要素を無視してすべてが朝鮮特需の恩恵だと強弁するのもまた乱暴すぎる意見です。
そして韓国特有の民族病である“アレ”を髣髴とさせる表現「瞬間的に怒りと虚無感の入り交じった感情がこみ上げてくる」のくだりはもう論外。
ようは「朝鮮戦争特需における経済効果は46億ドルだったにも関わらず韓国に還元されたのは8億ドルというのは腹立たしい」ということなのでしょうが、この記者は本当に社会人なのでしょうか。
そも、経済効果と純資金投入を混同して比較するなどおかしな話です。売上額と純利益を比べているようなもので、比較すること自体が間違いです。普通に考えれば賠償金名目で8億ドルもの巨額の援助を韓国に行ったことをこそ驚くべきでしょう。
対韓国の貿易黒字の部分などはもはや言い掛かりです。そもそも韓国は日本からの原材料を組み立て製品化し、他国に輸出して黒字を上げているという貿易形式である以上、対日貿易が赤字になるのは当たり前のことです。仕入先との取引で赤字になっていると騒ぐなど常軌を逸しています、そんなに嫌なら日本からの原材料輸入をストップすればいいのです、まぁそうなると輸出製品が製造できず韓国経済が破綻するわけですが。
自分たちに都合の悪い要素にはまったく目もくれず、ただ相手の非ばかりを声高に主張する。
自分たちを高めるのに自己研鑽をもってせず、相手を貶めることで為そうとする。
日本を激しく嫌いながらも日本人が羨ましくて羨ましくてたまらない。
これらの「韓国」的な要素がすべて詰まった秀逸なコラムだったと思います。
やるな朝鮮日報。
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