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【韓国の短期外債1000億ドル突破…過去最高 】 朝鮮日報 12/28
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/12/28/20061228000008.html
海外に返済しなければならない外債のうち満期1年以内の短期外債が1000億ドル(約11兆8000億円)を突破し、史上最高額を更新した。韓国の短期外債は1997年の通貨危機当時の805億ドル(約9兆4990億円)から2001年末の403億ドル(約4兆7554億円)まで減少したものの、02年以降は毎年増加し、現政権の発足以降も倍以上に膨れ上がった。
財政経済部は22日、「今年第3四半期の短期外債の規模は1080億ドル(約12兆7440億円)で、昨年末の659億ドル(約7兆7762億円)に比べ65%(421億ドル=約4兆9678億円)増えた」と明らかにした。
また、対外債務の合計(短期と長期を合わせたもの)も97年9月の1774億ドル(約20兆9332億円)から01年末には1287億ドル(約15兆1866億円)まで急減したものの、再び増加に転じ、今年第3四半期には2494億ドル(約29兆4292億円)を記録、史上最高額を更新した。
対外債務の合計に占める短期外債の割合は1997年の45.4%から2001年の31.3%まで一時低下したものの、昨年は34.7%を記録、今年第3四半期には43.3%まで急増している。
チョン・へジョン記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
韓国経済、ヤバイヤバイとは思っていましたが、よもやここまでとは……
はっきり言って、これはもう国としては末期症状です。例えて言うなら多重債務者、借金で首が回らない状況ということです。
テレ朝の報道ステーションなどで、日本の借金が800兆円を越えていると盛んに警告を発していますが、はっきり言って日本の借金800兆円超という数字を、わたしはあまり問題視していません。
なぜなら「日本の借金」とテレ朝あたりが散々煽っている数字は、そのほとんどが「国内に対する借金」だからです。確かに日本は現時点で世界一の借金国ですが、国内のいわば家族からお金を借りている状況であるわけです。
そして何より、マスコミの伝え方はあまりにも一方からの物の見方しかしていません。恐らく恣意的なものでしょうが。
年金などの社会保障基金、外貨準備金、内外投資額、それらのいわゆる「金融資産」が日本には480兆円以上あるわけですから、それらを債務から引いたものが純粋な債務であるはずなのに、マスコミは金融資産を無視して「借金が800兆円もある、日本は終わりだ」と大騒ぎしているのです。例えて言うなら、年収500万円(日本のGDPは約500兆円)で貴金属など500万円の資産を持つ人が、800万円の借金を抱えたからもう終わりだといっているようなものです。もうアホかと、普通のサラリーマン家庭の住宅ローンより少ねぇじゃねーか。
加えて日本は世界一のインフラ整備国です、過剰なまでの道路整備、完璧な上下水道、100%近い識字率などなど、インフラという名の金額換算のできぬ国家資本を潤沢に抱えているのです。
はっきり言って、債務800兆円といえどさほど問題にはならず、ましてや国内から借りているのであればほとんど問題などないのです。
対して、この記事にある「短期外債」の「外債」とは読んで字のごとく「外国に対する借金」です。はっきり言って韓国のGDP規模で短期外債11兆円というのは途方も無い数字であるわけです。
日本の実質GDPは2005年で4兆5059億ドル、対して韓国のそれは7876億ドルですから、GDPで見れば韓国は日本の約6分の1の経済規模であると見ることができます。
日本の外債は5%程度と言われていますから、800兆円借金があるとすれば単純計算して40兆円が外債ということになります。ただしここで注意して欲しいのが、日本のそれは純粋な外債ではないということ。日本で「外債」と言われているのは、日本国内向けの国債を外国人が買っているものです。無論すべて長期。
つまり韓国は日本と比べると経済規模は約6分の1なのに、外債の比率は約4分の1ということです。しかも日本のそれは長期外債なのに、韓国のそれは短期外債のみの数字。外債だけでもヤバイのに短期外債ともなれば消費者金融や闇金から借りているのと利率的に同じことですから、韓国がいかに「多重債務者」状態であるかお分かりいただけると思います。
しかも韓国経済のヤバイところは、短期外債だけじゃありません。
韓国には通常の「国債」のほかに、「通貨安定証券」と呼ばれる隠し債務が存在します。通常は政府の発行債券(国債)を通じて通貨調節されるところ、韓国では中央銀行(韓銀)の発行債券で対応しています。このような形態をとっている国は世界にほぼ例がありません。
その結果、どういった事態となるか。
韓国では、国の中央銀行たる韓国銀行が毎年赤字を出しているのです。
これは世界に例のないことです、世界で唯一、韓国では中央銀行が赤字を出している。
通常、その国の中央銀行では利子を一切支払わず、現金(貨幣)を刷ってはその資金を貸すことで利子を受け取っているため、赤字になることは絶対にありません。これは一般企業から見れば不公平なようですが、中央銀行とはその国の貨幣を刷る場所、いわばその国の経済そのものなのです。韓国ではその中央銀行で年間約1兆円規模の赤字を出しています。当然です、本来なら国債となるべきものを中央銀行でまかなっているのですから。
韓銀が発行する国債は「通貨安定証券」と呼ばれ、これは純粋な国債ではありませんから国が発表する対外債務に含まない。――と、韓国は強弁しています。
この通貨安定証券は現在、推定で約20兆円といわれていますから、こんなものを対外債務に含めてしまおうものなら瞬間的に韓国は純債務国に転落し、破綻してしまうでしょう。政府が発行していようと中央銀行が発行していようと国債には違いないわけですから、名前が違うから対外債務に含めないなんてのは欺瞞以外の何物でもなく、実質的に現時点で韓国は純債務国と言えると思います。
話を短期外債に戻して、ではなぜここまで短期外債が膨らんでしまったのか。
蓋を開けてみれば簡単な話です。
現在韓国は対ドルウォン高まっさかさま状態であり、輸出企業としてみればたまったものではありません。輸出企業は為替リスクを少しでも軽減するため、為替予約します。
為替予約とは、将来のある日の為替レートを現時点で決めてしまう(=予約する)方法。つまり現在1ドル920ウォンであれば一ヵ月後は915ウォン「だろう」で決めてしまい、そのレートを予約するわけです。
ですが為替とは読めないもの、はっきり言ってこれでは金を貸す側の銀行にはリスクが大きすぎます。一ヵ月後は915ウォンだろうで予約を受けたら実は910ウォンまで高騰してました、なんてことになったらシャレになりませんものね。
ではどうするか。銀行は為替予約を受けた時点で即座に現物市場でドルを売ってウォンを買ってしまうわけです、そうすれば将来ウォン高になっても(むしろなればなるほど)利益を確保できる、というカラクリ。
一見うまくできているようですが、問題は銀行がウォンを買うために売るドルの出所です。予約を受けた時点では輸出企業からの支払いは無いわけですから、ドルを売りたくとも手元にありません、どう資金繰りをするのか。
そう、銀行は短期外債で借りてくるんです。長期外債ではそんなにすぐにまとまった額を貸して貰えませんから、利子の非常に高い短期外債で借りてしまう。
韓国は輸出国です、その輸出国が輸出のたびに上記のサイクルを繰り交わすわけですから短期外債は増える一方、しかもウォン高を推進するおまけつき。はっきりいってこの悪循環は国が破綻するまで止まらないでしょう、そしてそれはもうすぐ目の前まで来ています。
韓国経済というのは、ここまでヤバイことになっているのだということが、雰囲気だけでもお解りいただけたでしょうか。
上記は確かにやや過剰に書いています(数字は紛れも無い真実ですが)、なぜそうするかというと、怖いから。
もしこれが日本で起きていることだったら……と想像するだけで鳥肌が立つ思いです。
国家の経済破綻というのは、バブルが弾けるとかそういう問題ではありません。民間市場の経済破綻と国家の経済破綻はまったくレベルが違います。文字通り「国が滅ぶ」のです。
もし日本が今の韓国のような経済状況となり、国家財政破綻となったら――まぁ国民が銀行に預けている預貯金を全額無効にして借金の返済に充てるしか手は無いでしょうね、財政破綻を起こしたような国に無償でカネを貸してくれるようなお人よしの国はいないでしょうから。
――て、前の通貨危機になったときの韓国に対して日本がとった行動が正にその「お人よしの国」状態でしたね。あははははは!
もし、もしも、日本が韓国と同じ状況になったとき、韓国は日本を助けてくれるんでしょうか?
日本は韓国を助けました、実績があります。ですが日本がいざそうなったとき、韓国が助けてくれるのだと、あなたはそう、言えますか?
朝日新聞、中日(東京)新聞、テレビ朝日、TBS、このあたりが「日韓友好日韓友好」と連日連呼していますが、果たしてあなたはそれが正しいことだと思いますか?
少しだけでいいので、考えてみてください。メディアからの刷り込みではなく、あなた自身の頭で。
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